特集 名鉄600V 最後の輝き
戻る
 2005年3月末に廃止となった名鉄600V区間。その最後の姿を記録すべく、今回の写真集が作成されました。
 黒野駅での折り返しの準備をする786。この停まっている場所は、旧谷汲線本線です。
ここから、続いていたんですね。
 黒野駅でたたずむ770(771F)。左は、勿論黒野検修庫です。
 黒野駅3番ホームで出発を待つ786。検修庫は後になります。  
 名鉄600V名物、モ510です。写真は514、後は513です。
 出発を待つ786。VVVF車も廃車かと、心配しました。
 忠節まで戻ると、市内線用の電車、571が停まっています。後は574です。 
 徹明町まで戻り、美濃町線に乗り換えです。徹明町の路上の乗り場に停車する592です。
 徹明町からこの当時の終点、関に到着。勿論野一色で乗り換えです。後は長良川鉄道、左に同社の廃車体が見えます。
 野一色で入れ違う606。この当時同形では唯一の稼働車でした。
 市ノ坪の600V電車の工場。まだ車齢の若い802(左)、803(右)が止まっています。
 反対側には785が。調子が悪いのか、この当時既に休車となっていました。
 市ノ坪に到着した876。前方は勿論875です。
札幌から来たものの、今頃どうなっているでしょうか。
半数は廃車されたものの、残りは複電圧対応改造で、最後まで生き延びました。
 その後には、庫の中に入っていた880の編成が。
 その更に後の停車スペースには、572(左)、573(中奥)、874(右)が止まっているのが見えます。
市ノ坪のホームではこれが限度でした。
 駅を出て。川を渡り、留置スペースの対岸の駐車場から撮った写真。593です。
この車両も美濃駅で保存されるそうです。
 名鉄側の配慮か、874始め2連が移動して出てきました。
 モ592と、高知で再会しました。土佐電気鉄道、高知駅前電停に停まる姿です。
赤い塗装は名鉄時代のスカーレットから弱くなっていますが、赤は赤、イメージは出ています。確かに、そのままでは強烈すぎます。
 岐阜市中央部、金公園に保存されるモ513。しかし、金網の柵は高いです。
 美濃町線の当初の終点、美濃駅跡。車両保存施設になっています。
 先ずは、モ593から。旧来の塗装に復元され、そのままです。
 隣は、モ512です。現役当時から人気の同系、運が良いです。
 隣は、モ601です。狭い車体に複電圧装備まで装備しており、結果冷房化できず早期に全車引退となりました。
 隣は、元札幌市電のモ670の前頭部です。これだけでも残り幸せか、これだけしか残らず残念か。
 新岐阜側からの眺め。壮観です。
 黒野駅跡は、最近「黒野駅ミュージアム」となり、改装され保存されます。
 2、3番ホーム跡。駅跡は公園になっています。
 谷汲線谷汲駅跡も、同様に保存施設になっています。
 同駅にも、600V区間全廃後、モ514が保存されるようになりました。全4両中3両が残り、幸せな系列です。
 谷汲線廃止当時から保存される、モ755です。
 VVVF車、モ780系は、全車豊橋鉄道市内線に移動しました。
写真はモ781、全面広告車です。競輪場前電停の電留線に停まります。連結器は、撤去されました。
 部分低床車モ800形801も、同様に豊橋鉄道に移動しました。
当初塗装は名鉄時代のままでしたが、写真は「パト電車」です。
回転半径の都合で、運動公園行きには使用されません。
 モ880形は、福井鉄道に移動しました。881Fです。塗装も改められました。
 モ770形も同様に、福井に渡りました。773Fです。
 モ800形802及び803も、同様に福井へ。モ802です。
 多くは新天地に移動しましたが、命脈を絶たれた車両もあります。営業中の車両は永く運用され、そうでは無い車両も少しでも永く残って欲しいですね。
戻る 上へ
inserted by FC2 system