Night Train(IV) 関西発九州方面


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 新幹線開業によって一大勢力となった京都・大阪発の寝台特急。これもまた事実上現在1往復体制となってしまい、寂しい限りです。これも貴重な記録をお楽しみ下さい。
 平成15年のゴールデンウィークに撮影した、宮崎に行く唯一の寝台特急であった”彗星”です。この頃のJR九州の機関車は、交流、交直流の何れも、この紫ピンクに塗られていました。やはり不評だったのか、更新時に多くはもっと強い赤に塗り直しています。南宮崎にて撮影。D100を使った、初めての遠征でした。
 同年冬、新大阪駅で夜行快速を待つ間の小遣い稼ぎ。下関のPFに牽かれる”なは”。この列車を撮ることの重要性を、後に知ることになります。終点での記録をせず、「しまった!」
 同列車の1号車。まだ行き先が”西鹿児島”(現鹿児島中央)駅で、所属は鹿カコ(鹿児島運転所)になっています。今では同列車は熊本に短縮され、車両基地の鹿児島運転所も、きっと縮小でしょう。本当に貴重な一コマです。
 同日、大阪駅に停車した”彗星””あかつき”です。カマはEF66 53号機です。
 それから暫くは京都、大阪発には乗っていなかったのですが、たまたま”さくら”終焉の際に撮影した、”あかつき”用ED76 59号機です。長崎にて。
 平成17年8月、「58654引退!」の報に飛び出した時利用した、”なは”です。既に熊本まで短縮されていました。下関のPF、1132号機です。
 同列車が熊本駅1番線に到着後、58654発車までの合間に撮影した”なは”。門司からは、新塗色のED76 92号機でした。
 平成17年9月、”彗星”廃止目前の姿。このヘッドマークももう見られません。カマは下関のEF66 48号機でした。
 翌日、南宮崎にて折り返しを待つ”彗星”。正午すぎまでこの状態で、JR九州は鉄道ファンに大サービスをしていました。カマはED76 87号機でした。
 ”彗星”が廃止になり、”なは”は”あかつき”とともに、京都へと戻ってまいりました。平成18年2月撮影。
 平成18年5月、朝9時少し前に長崎に到着した”あかつき”。赤青系から緑に変わりましたね。
 同月、鳥栖駅に到着した”なは”。最近は使われるカマが本当に限定されてしまったために、少し撮影会のような雰囲気になってしまいます。
 上と同日、鳥栖駅に到着する”あかつき”。このあと入換です。
 翌日、京都駅0番線に到着する”なは””あかつき”。平成18年3月改正から、土休日は0番線に到着するようになりました。
 平成18年夏、門司にて”なは””あかつき”を迎えに来たEF81 410です。関門間を通る寝台特急が事実上2往復となった今、JR九州に4両あったはず(昔はJR貨物のEF81の間合い運用もありました)の400番台も、何処へ行ってしまったのでしょうか。最近、410以外って、記憶あります?
 そして平日は京都駅2番線に終着する、”なは””あかつき”です。鉄道ファンなら、嘘かどうか直ぐ分かるでしょ!

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