特集 保存車両たち 甲信越編
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特徴ある車両を擁した私鉄も多かった甲信越。そんな私鉄の車両をお届けしたいと思います。
 甲信越、先ずは山梨県から。山梨交通(廃止)8、後の江ノ電801が、増穂町に保存されます(写真)。
塗色は山梨交通当時に戻されているようです。
 続いては、富士急行河口湖駅前に保存される、富士急行モハ1(写真)。富士急行1号車です。
 韮崎市には2両の保存車があります。
 1両は、C12 5です(写真)。
 もう1両は、EF15 198です(写真)。トラとヨを従え、全盛期の貨物列車を再現しています。
     中央東線勝沼ぶどう郷駅前には、EF64 18が保存されます(写真)。EH200登場までは、独壇場でした。  
 富士急行上吉田には、現在スハネフ14 20が保存されます(写真)。昼間は、車内も見学できます。
 同じく上吉田の、ワフ1、ト101、ワフ2です(写真)。貨物営業当時の展示がなされています。
 南アルプス市には、ED16 15が保存されます(写真)。F級になる前のD級電機です。
 中央本線旧線跡に置かれる、富士急行2102(写真)。先進的な車両でしたが、非冷房のため短命に終わりました。
 その相方2101は、正面を破損しているらしく、ブルーシートが掛かります(写真)。
 南部町には、江ノ電302及び352のペアが保存されます(写真)。
   北杜市の小学校には、C56 126が保存されます(写真)。
 続いて、新潟県へ。新潟市南区月潟には、新潟交通(廃止)の車両が3両保存されます。
 1両目は、モハ11です(写真)。
 2両目は、モワ51です(写真)。
 一番燕寄りは、キ116です(写真)。
 現在は新潟市東区になる、新津鉄道資料館の200系新幹線模型です(写真)。
 現在は残っていない、五泉市の私有地に保存されていた、蒲原鉄道(廃止)モハ71です(写真)。
 その相方は、クハ10です(写真)。
 現在この場所は更地となり、現存しません。残念。
 こちらは、現在も残る、蒲原鉄道モハ11です(写真)。
 加茂市には、3両が残ります。
 1両目は、モハ1です(写真)。半鋼製電車です。
 その隣は、モハ61、鋼製電車です(写真)。
 その隣はED1、電気機関車です(写真)。村松駅跡から、移転しました。
     新潟県立自然科学館には、2両の保存車が。
 1両は、魚沼鉄道ハ2です(写真)。
 
     もう1両は9600形29622です(写真)。流石に状態は良いです。  
   その近くの鳥屋野潟公園には、C57 19が保存されます(写真)。  
   魚沼市の公園には、C11 46が保存されます(写真)。  
   同じく魚沼市の旅館には、9600形29657が保存されます(写真)。  
     その相方は、オロネ10 2085です(写真)が、状態は見てのとおりです。  
   上越市の公園にはD51 75が保存されます(写真)。ナメクジです。  
   糸魚川市の小学校には、C12 88が保存されます(写真)。  
   糸魚川市の博物館には、東洋活性白土2号、SLくろひめ号が保存されます(写真)。
 協三工業昭和31年製、SLとしては最終期の車両です。
 
     新発田市の公園には、D51 512が保存されます(写真)。  
     阿賀野市の博物館跡に残る、蒲原鉄道モハ51です(写真)。今後も、残るのでしょうか。  
   五泉市の公園に残る、蒲原鉄道モハ41です(写真)。状態は、車内も含め非常に良好です。  
   頸城鉄道(廃止)コッペル2号です(写真)。一時は自力走行可能なまで復活しましたが、現在もそうか、不明です。  
   その後は、DC92です(写真)。いわゆる「森ブタ」、SLを改造したDLです。これは、動態保存です。  
   同じく、気動車ホジ3です(写真)。これも自走可能かどうか、不明です。  
   同じく、客車ハ6です(写真)。  
     木製有蓋車、ワ14です(写真)。フレームは鉄です。  
     半鋼製の有蓋車、ワ7です(写真)。ワ14より金属部分が多いです。  
   同じく無蓋車です(写真、車番不明)。年に一度のイベント時にのみ、見ることが出来ます。  
   坂町駅にも近い村上市の施設には、D51 735が保存されます(写真)。建屋の中で、全景は難しいです。
   糸魚川市のC12 88周辺は、北陸新幹線関連整備で、「C12 SLパーク」として整備されました(写真)。  
   糸魚川駅新幹線ホーム下には、キハ52 156がツートンに塗り直され、保存されます(写真)。
 この前には、糸魚川の煉瓦矩形庫のポータルが再現されています。
 
   現在、新津鉄道資料館には、4両の実車があります。
 最初は、公園から移動したC57 19です(写真)。
   その隣は、200系最終運転に使用されたK47編成先頭車、221-1510です(写真)。
   展示場には、新ニイT-18編成先頭車、クハ481-1508です(写真)。
 元は北海道用の485系1500番代、その唯一の生き残りです。
   最後は、DD14 332です(写真)。平成27年新春まで現役でした。
   糸魚川の東洋活性白土2号、「SLくろひめ」号は、その後展示位置を移動しました(写真)。
   糸魚川駅の、キハ52 156(写真)。車内見学も可能です。
   続いて、長野県へ。
 木曽福島駅前に保存される、D51 775です(写真)。
 
   奈良井駅近くの駐車場に保存される、C12 199です(写真)。  
   同じく奈良井に保存されていた、木曽森林鉄道の酒井製作所DL及び客車です(写真)。
 数年前再訪した時には、ブルーシートが掛かり、微妙な状態で、現存するかどうか不明です。
 
 その現状(写真)。道の駅駐車場近くに移動、公園の展示とすべく準備中でした。
   JR東日本長野車両センターにて保存される、D51 486です(写真)。昭和15年長野工場製で、生誕の地で保存されます。  
   続いては、DD16 302、昭和47年日車製、昭和55年除雪機関車に長野工場で改造、改番され302になりました。
残念ながら現存しません。
 
   元東急「アオガエル」、後の長野電鉄2510が、長野インター近くの店舗にて保存されます(写真)。
 オーナーが鉄道好きらしく、店舗内のNゲージも必見です。
 
   長野電鉄須坂駅には、「OSカー」OS10形61と11のペアが保存されています(写真)。  
   その横には、長電2000系2001始め3連がありました(写真)。  
   写真がありました、長電で生涯を閉じた、ED5001です(写真)。当時須坂の庫の隅に残っていました。
   小布施駅の「ながでん電車のひろば」には、当時4両が保存されていました。
 1両目は、ED502です(写真)。
   続いては、デハニ201です(写真)。技術の稚拙さを悔やみます。  
   その隣は、モハ604です(写真)。狭い場所に押し込められ、窮屈です。  
   最後は、モハ1003です(写真)。
 これら4両は、この場所に2001始め3連が設置されたことに伴い、解体されたものと思われます。もう、撮り直しもききません。
 
   塩尻市役所内には、D51 155が保存されます(写真)。  
   松本市内の公園には、D51 172が保存されます(写真)。  
   松本市内の施設には、C56 124が保存されます(写真)。  
   安曇野市の私有地には、D51 483が保存されます(写真)。  
   大町市の公園には、C56 94が保存されます(写真)。  
   白馬村のキャンプ場には、C56 150と思われる車両があります(写真)。  
   その近くの民営施設には、EF81 10のカットモデルと、ヨ8591が保存されます(写真)。
   長野市内の小学校には、D51 549が保存されます(写真)。  
   長野市郊外の市営施設には、9600形9646があります(写真)。  
   飯山線飯山近くの公園には、C56 129があります(写真)。  
   須坂市営動物園には、D51 401があります(写真)。  
   長野市の施設には、D51 921が保存されます(写真)。  
   千曲市の施設には、D51 1001が保存されます(写真)。  
   坂城町の施設には、D51 245が保存されます(写真)。  
   麻績村「聖博物館」には、D51 769が保存されます(写真)。  
   上田電鉄別所温泉駅には、「丸窓電車」5252が保存されます(写真)。  
   上田市の工場には、同じく5253が保存されます(写真)。  
   同じく別所温泉に置かれていた5251は、上田市内の高校内に移設されました(写真)。  
   上田市内の市施設には、同じくED251が保存されます(写真)。  
   上田電鉄に移動した、元東急のセミステンレスカー5252は、上之郷の車庫に保存されますが、このときは正面を破損したらしく、
シートをかぶっています(写真)。
 
   上田市内の民間施設には、「あずさ」色のクハ183 1002が保存されます(写真)。
   小諸市の公園には、C56 144が保存されます(写真)。ヘッドライトが無く、悲しいです。  
   御代田町御代田駅旧駅跡には、D51 787があります(写真)。手入れが行き届き、ピカピカです。  
   佐久市の公園には、2両の保存車があります。
 1両は、C56 101です(写真)。小海線の、主力機関車でした。「ポニー」のあだ名も、これに由来します。
 
   もう一両は、キホハニ56です(写真)。  
   野辺山駅前の広場には、C56 96が保存されます(写真)。  
   野辺山近くの民間施設では、何両かの車両が保存されます。
 最初は台糖362です(写真)。動態保存、休日に運転します。
 
   静態保存車も、何両か。井笠7号です(写真)。  
   こちらは国鉄岐阜工事局土車モ-200です(写真)。
 同施設では、平日は森林鉄道DLが走るとのことですが、この日には走っていませんでした。
 
   小海線清里駅前には、C56 149が保存されます(写真)。
   茅野駅前の広場に保存される、C12 67です(写真)。  
   諏訪市の公園に保存される、D51 824です(写真)。横には、集煙装置が落ちていました。  
   下諏訪町の公園には、C12 171が保存されます(写真)。  
  岡谷市の市施設には、D51 349が保存されます(写真)。オーストラリアの技術、「ギースルエジェクタ」を装備していました。  
   岡谷市の公園には、土木工事用輸入DL、「プリムス」があります(写真)。初期のアメリカ製DLです。  
   辰野町の公園には、D51 59が保存されます(写真)。これも、ナメクジです。  
   箕輪町の博物館に保存される、ED19 1です(写真)。輸入D級電機を貨物用に改造したものです。飯田線で多く使用されました。  
   伊那市の公園には、D51 209が保存されます(写真)。  
   駒ヶ根市の市施設には、D51 837が保存されます(写真)。
   飯田市の公園には、D51 402が保存されます(写真)。  
   同じ飯田市でも「しらびそ高原」には、遠山森林鉄道79号他が保存されています(写真)。  
   同じく飯田市には、遠山森林鉄道96号が残る、とのことでしたが、訪問時は客車のみでした(写真)。
DLは修復中らしく、線路の工事も行っていました。
 
   王滝村滝越には、木曽森林鉄道の保存車が多く残ります。
 写真は119、エンジンは動きますが、ラジエーターキャップが無く、水を注入し続けないとオーバーヒートします。
 
   その前には、関電のロータリー除雪車があります(写真)。  
   その反対側は「やまばと」号、子供たちが登校に使った列車です(写真)。  
   同じく王滝村には、公園に線路を敷いた場所があります。同所には多数の保存車があります。
 最初は、木曽森林鉄道142及び132、客車です(写真)。
 
   続いては、木曽森林鉄道4です(写真)。、  
   続いては、木曽森林鉄道14、関電モーターカーです(写真)。
 同所には動態、静態多数の保存車がありますが、数が多いので、これまでとします。
 
   木曽町の学校前には、No.98と客車、運材車が保存されます(写真)。  
   同じく木曽町、開田高原にはNo.135と客車、運材車が保存されます(写真)。  
   木祖村薮原には、保存車が2両あります。
 1両目は、D51 238です(写真)。
 
   もう1両はNo,20、運材車を従えます(写真)。  
   上松町赤沢森林鉄道には、動態、静態含め多数保存車があります。
 最初は、No.122です(写真)。
 
   続いては、有名な「ボールドウィン」、1号です(写真)。煙突が特徴です。  
   こちらは現役の車両、北陸製作所ATF02です(写真)。週末に、観光客を乗せたトロッコを牽引します。  
   続いては、貴賓車です(写真)。中に入れるため、少々寸詰まりになっています。出口側に小型モーターカーがあります。  
   次はボギー式機関車、No.136です(写真)。森林鉄道用としては大型です。  
   続いて館外に保存される、「理髪車」です(写真)。そんな車両までありました。  
   それに続いて、モーターカーがあります(写真)。  
   屋外で待合室に使用される、木造客車です(写真)。  
   寝覚ノ床公園には、2両の保存車が。No.99とNo.120です(写真)。  
   電力王、福沢桃介の記念館に保存される森林鉄道車両(写真)。No.49か、No.63か分かりません。  
   南木曽町、南木曽駅旧駅跡に保存される、D51 351です(写真)。  
   軽井沢駅、軽井沢駅舎記念館に、5両の保存車があります。
 1両目は、10000、後のEC40です(写真)。北陸で奇跡的に残っていた同機が、里帰りしました。元は碓氷線のアプト電機です。
 
   2両目は、碓氷線粘着新線時代の補機、EF63 2です(写真)。運転台右下のジャンパ栓に注目。  
   3両目は、保線モーターカーです(写真)。本線としては日本最急勾配の66.7‰であった碓氷線、モーターカーも特殊であったのでしょう。  
 4両目は、クモハ169 6です(写真)。昨年引退し、同館に新規に保存されます。
 同館の最後は、オーストリア製マルタイです(写真)。これも、新規展示です。。
 同館前には、草軽電鉄(廃止)の電気機関車、デキ13が保存されます(写真)。
 軽井沢町内の小学校には、アプト電機最終形、ED42 2が保存されます(写真)。ロッド式駆動に注目。
 坂城駅近くには、169系が保存されます(写真)。クモハ169-1、モハ168-1のペアです。
 その相方、クハ169-27です(写真)。横軽の装備を残す、貴重な車両です。
 長野市の私有地には、3両の車両が保存されます。
 1両は、クモハ252 1の前頭部です(写真)。
 2両目は、DD16 302前頭部(写真)。ラッセルヘッドのみながら、完全な形で残っていました。
 もう1両は、旧夜間瀬川橋梁桁に載せられた、ED502です(写真)。「ながでん電車のひろば」の生き残りです。
 長野市内の小学校に保存されたD51 549ですが、小学校は廃校となり、現在は跡地となっています(写真)。
  再び登場、長野車両センターのD51 486です(写真)。ミカド形配置がよく分かります。  
   最近の、D51 351の様子(写真)。南木曽町の災害にも遭わず、無事でした。  
   平成27年の、長野総合車両センターイベント時の写真から。
 最初は、左「あけぼの」用24系24形、右「北斗星」用24系25形です(写真)。
   続いて、リフティングに使用された、クハ115 1225です(写真)。既に車籍はありません。
   奥に残るは、253系、クハ253 1と思われます(写真)。
   横には、EF62 3がありました(写真)。
   その後はDE10(車番不明)、EF63(車番不明)、ED62(車番不明)があります(写真)。
   内部の訓練施設には、元京葉線205系、クハ204 118があります(写真)。
   同施設の、クハ115前頭部です(写真)。
   左クモハ115 1074他訓練車、中115系一般車、右スイッチャーです(写真)。
   クモユニ143 3です(写真)。車内はそのままに、牽引車になっています。
   DD16 11です(写真)。一応、現役機です。
   須坂市内の食事施設に使用される、左ヨ13581、右ヨ13824です(写真)。
   現在小布施の「ながでん電車の広場」に保存されるのは、2000系2008始め3連です(写真)。
日車本社製の、いわゆるD編成です。
 長野市内の小学校跡地のD51 549は、施設建設に伴い移動、再整備され展示する模様です(写真)。
 「ながでん電車のひろば」の1両が、生き残っていました(写真)。モハ1003です。
 広い場所に置かれ、のびのび撮影出来ますが、今後も安泰では無く、買い手が現れなければ解体のようです。
 モハ1003の反対側(写真)。手立ては、無いのでしょうか。
 廃線跡の駅ホームには、2002始め3連(2000系A編成)が、旧塗色で保存されます(写真)。
状態は、見てのとおりで、今後が危ぶまれます。
 麻績村「聖博物館」の、D51 769は、屋根が増え、保存用のブルーシートも冬期は被せるようです(写真)。
まだ、シーズンでは無いようです。
 小学校跡地に出来た高校に保存される、上田電鉄モハ5251は、補修され、美しい姿を見せています(写真)。
 上田電鉄ED251の現在(写真)。柵が増えました。
 
         
 甲信越は、特殊な車両も多く、写真も多くなりました。これで、調査は9割との自負があります。少々新潟が甘いのか。今後の取材にご期待ください。
         
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